またひとつ、わたしの夢がかないました。
 ずっとずっと聴きたくてしょーがなかった浅倉威さんこと萩野崇さん熱唱の“Spinnin’ around”とうとう聴くことができたんですっ!
 「仮面ライダー龍騎ブックCD2」をにっぽんばしの特撮関連商品専門店でやっと見つけたのじゃ。わーい!

 うーむ、萩野さんの歌声、やっぱり見事におとこまえでした。萩野さんなら歌声からホレても安心ですね。
 以前、ウワサに聞いてはいたけど「セイリング」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」など透明感のある繊細な歌声がさわやか〜なクリストファー・クロスさんをはじめて写真で見た時にはそりゃあもう‥‥まっ、見慣れてしまえばかわいいけどねっ!

 浅倉威さん名義なので歌を聴く前は
「奇声発してるかな。ガンズ&ローゼズの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」とかヴァン・ヘイレン時代のデヴィッド・リー・ロスみたいな感じで」 ←長いことラジオの音楽番組聞いてないので最近のロックなものが思いつかない。

 「独特のささやき声を生かして“港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ”みたいにほとんどつぶやきセリフでちょこっと歌うのっていいかも。“俺は毒ヘビ。噛んでやろうか?死ぬほどキツく”なぁんて、キャー!」←バカ暴走中。すみません。このセリフ、たしかわたしのミーハー精神のふるさと、ダリル・ホールさんがインタヴュー記事で似たようなこと言ってた気がする。
 
 ‥‥なんてこと、勝手に想像して楽しんでいたのですが、実際は正統派でシッカリした歌い方で、浅倉威さんというよりは萩野さん本人という感じでした。←当たり前か。

 曲調がステッペン・ウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」っぽくない?
 歌の中で一番気に入っているトコロはもちろん、たびたび出てくる「アーッ」というとっても解放感のある叫び声です。

 萩野さんの歌声を聴いてわたしが歌ってほしいなーと思った曲はアニメ「デビルマン」のエンディング曲「今日もどこかでデビルマン」ですっ!
 萩野さんなら悪魔でありながら人間の心を持つデビルマンの深い悲しみと苦悩、信念の強さをバッチリ表現してくださることでしょう。イメージはアッサリしたテレビアニメ版ではなくヘビーなコミック版の方で! ‥‥ほんっと、聴きたくなってきたあ!

 正直に言うと、浅倉威さんの声で一番してほしいのはマリリン・モンローさんの“I wanna be loved by you”って曲に出てくる「パランパランプピドゥワッ、プウッ」という意味不明のお色気ため息スキャットだったりする‥‥えへへ。
歌う萩野崇さん その1 “Spinnin’ around”