英語題は“Cry of Angel”。
 
「ネメシス」って題名聞いたことあったから観たけども〜話がトホホな展開で出てる人達もどーでもいい感じなのだが、映像がある意味刺激的だす。

 死んだ人間(サイボーグ?)が口からじゅるじゅるゼリーみたいなスライムみたいな粘液をヨダレみたいに垂らしたり、主人公の女が乳首からごっついふとん針みたいモノ出してそれで敵の額を貫いたり‥‥なんか生理的に受けつけられない不快な映像が多くてえずきまくり。

 過剰反応しすぎ?

 それでも「んなアホな!」と突っ込み続けたくて最後まで観てしまったよ。

 軽く変態かもねっ!

 主人公がDNA操作されて無敵の殺人マシーンと化した女の人なんだけど、ヒロインにしては華がなくてくたびれた感じだし、体が増強剤使って作ったみたいな不自然にボコボコな筋肉だらけなの。

 でもきわどい場面が何度かあるところからして、イメージ的にはサマンサ・フォックスさんみたいなお色気ねーちゃんなんだろうけど、わたしが男だったら無理です! 出来ません! こわいよ! 入れたらちぎられちゃいそうだもん。←下品な表現で申し訳ない。

 主人公が殺人依頼された標的の男の情報が
1. 胸に白いカーネーションをつけている。
2. 変態で生身の女には欲情しない(サイボーグが好き)。
3. いつも決まったホテルでお楽しみになる。

 これで相手を特定できるかなあ。

 せめて写真とか背格好も教えてもらいましょうよ。

 案の定、マフィアの息子を間違って殺してしまって逆に自分が命を狙われてやんの。

 ほんまにプロか?

 ゴルゴ13ならあり得ん失敗やど!

 よく今まで同じような間違いしなかったよねえ。

 そっちの方が不思議。

 その後も主人公、自分の命が狙われてるのわかってていつまでもマフィアのぼん殺害現場近くでぼんやりすわってるし、やって来た刺客相手にどーでもいいことダラダラおしゃべりしてるし‥‥えらくぬるい戦いじゃのう。

 もう逃げられないと観念した主人公が自分が尊敬してる殺し屋に電話して「あんたになら殺されてもいい」って言ってるから、どんな人が来るのかと思ったらなぜか学ラン着たおっさん!

 なんで学ラン?

 関係者が日本びいきなの?

 そういえば刺客も見た目日系でもアジア系でもないのに「トミタ」って名前だった。

 そして、主人公と学ランがいい雰囲気になってけっこう長時間ラブシーンをしてたけどこれがまた美しくなくてなんだか拷問的映像でした。

 学ランがシャツ着用のままいたしていらっしゃったのはやはり主人公の体のイカツさに負けてしまうからだろうなあ、つらい‥‥。
「ネメシス4」
監督:アルバート・ピュン