題名はイエスのかっちょいい名曲のタイトルからいただき! です。

 萩野崇さんと黒ヒョウ‥‥なんでこんな絵を描いたのかというと、「東映ヒーローMAX」2003年 vol.5の「RIDE ON MAXIMUM」でのインタヴューで、萩野さんが写真集を出すときに「革パン姿にドーベルマン」を撮りたかったのだけれど怖くなってやめたという話(「まぁなんだったら剥製でも‥‥」と提案したというヘタレ発言がたまらん好き!!)を読んで「うおっ、ソレ見たかったよお、写真ないなら描いちゃおっかな〜」と、わたしのお絵描き心に火をつけられたからです。

 その後「男とドーベルマンって『新造人間キャシャーン』みたいに戦う男のイメージ? 戦士の休日ってカンジで穏やかな表情描こ」

「どうせ描くなら噛まないドーベルマンじゃなくて人を襲うこともあるヒョウにしよっと」

「男とヒョウ‥‥『バビル二世』だ! 黒ヒョウだ! ロデム〜♥」という適当な(でも本人は必死!)連想を経てできあがりました。

 黒ヒョウ、かなりビミョーな出来ですが、一番困難だったのは萩野さんの上半身!

 残念なことに資料として使える萩野さん写真がなかったので(絵を描いた当時はSPAレンジャーやってなかったもんなあ)他のどーでもいい男の写真を参考に妄想デッサンしました。

 男の乳って難しいなあ。

 萩野さんが見たら「オレの体はもっとすげえよ!」とお怒りのことでしょう。

 その通りでございます。

 できることならわたしだって生・萩野さんをじっくり観ながら思うぞんぶんデッサンしまくりたいですわい!(イヤ、無理です。ありがたすぎて描くどころか見ることもできんと思います。まぁ、なんだったら剥製でも‥‥って殺してどーするのっ!)

 ところで「革パン姿にドーベルマン」で最初に思いついたのが「昔ジャンプに『ドーベルマン刑事』って革のツナギ着た兄ちゃんが主人公のマンガあったよなあ」でした。(原作:武論尊さん、漫画:平松伸二さん)

 この前古本屋で見つけてチラッと一巻読んでみたらものスゴいの!

 多少記憶違いがあるかもしれませんが

1. 強盗犯に人質を取られ解放の交渉を試みる主人公に、犯人が武器を所持していない証明のため、全裸になることを要求!

2.何のためらいもなくすぽーんと脱いだ主人公に向かって犯人が銃を乱射!

3.主人公、落ち着いて弾丸をかわし、犯人の一瞬のスキを見逃さず、尻の穴から(ひー!)隠し持っていた小型ナイフを取り出し(えーっ? 入れるのも出すのも大変でしょ〜! ちゅーか、直腸傷つくんでないの?)犯人の顔面に命中!

4.事件解決‥‥ってどんな刑事やねん!

「唇からナイフ」ならぬ「尻からナイフ」ってよ‥‥。「アストロ球団」超えたね。実写版はダーツが得意な萩野さんが‥‥ウソですーっ! 全裸が見たいだけで「尻からナイフ」が見たいワケではなあーい!!
 
 同じ全裸モノなら「クライング・フリーマン」(原作:小池一夫さん、漫画:池上遼一さん)にしてちょうだい♥(話のバカバカしさは似たようなモノだけどお色気場面が多いので)
 
オリジナルイラスト
「 Owner Of A Lonely Heart」
ウェブもりもと