写真集や雑誌のインタヴューで萩野崇さんがアメリカ・インディアンの生き方にすごく共感しているという話を読んで「萩野さんがアメリカ・インディアンだったら」というイメージで描きました。

 描いた頃はアメリカ・インディアンについて何の知識もなくて「精神力が強い」、「魂が大切!」というばくぜんとイメージがあったのでそんな意志の強い感じを出したかったのですが出来上がってみるとなんだかロックな感じになってしまったかも。

 題名の「I Can’t Go For That」はダリル・ホール&ジョン・オーツのヒット曲からいただきました。

 恋人?に向かって「お前の望むことは何だってしてやる、俺の体だって好きにすればいい、だけど俺の魂だけは絶対にやれねえぜ!!」みたいなことを言い放つ歌なので描きたかったイメージに近いかな〜と。

 でもその後「リトル・トリー」「インディアン魂」「今日は死ぬにはもってこいの日」などのアメリカ・インディアン関連本を読んでからは、意志の強さだけでなくもっと大らかさも出すべきだったなあと反省してます。
 
オリジナルイラスト「I Can’t Go For That」
ウェブもりもと